ほうれん草について

緑黄色野菜の中でも抜群の栄養価を誇るほうれん草。中央アジア原産で冷涼な気候を好みます。マイナス10℃の低温に耐える一方、暑さには弱く、25℃以上では発芽・生育不良や病気を発症しやすくなります。春蒔きすると、とう立ち(花茎が伸びる)しやすくなるので秋まきがオススメです。冬の路地ものは、夏ものと比べ栄養価が高く、甘みも増して美味しいです。

栽培カレンダー

ほうれん草栽培カレンダー

※中間地での栽培

栽培データ

科名 :アカザ科
原産地 :中央アジア
食用部分:茎葉
連作障害:あり。1~2年あける。
土壌酸度:pH 6.5 ~ 7.0 (高め)
発芽適温:15~20℃
生育温度:15~20℃
病害虫 :アブラムシ・ハスモンヨトウ・べと病など

追肥のタイミング:草丈が7~8cmくらいになったら追肥&土寄せを行う。

栽培スペース

株間:3~4cm
条間:60cm

株の大きさ

横幅:5~10cm
縦幅 :25~30cm

栄養・情報

牛レバーに匹敵するほどの鉄分に、多種多様なミネラル類、カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、造血ビタミンと呼ばれる葉酸などが豊富で、根元の赤い部分は骨の形成に重要なマンガンが豊富で、ビタミンCやたんぱく質を含む食材と食べ合わせると貧血予防に有効。また、ほうれん草には体内の異物を取り除き免疫細胞を活性化する作用があり、がん細胞を死滅させる働きがあります。ゴマと一緒に摂るとさらに効果が上がります。またカロテンのもつ抗酸化作用によって、ガン予防に加え、肌の老化を防ぐという美容効果もあります。

成長の様子

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ほうれん草は小松菜に比べて発芽開始が5日と遅めで、画像は種まき後2週間です。ほうれん草は土を厚く被せてしまうと発芽しない場合があります。土の表面をきれいにならし、1センチの蒔き溝をつけて種を蒔き、土を均一にかぶせます。

◎冬の寒さにあてるとうまみが増す

ほうれん草は雪などの寒さにあたるとうまみが増して美味しくなると聞きます。中間地での栽培ですと、11月入ってすぐ種まきを行うと、冬の寒さにあてたほうれん草になります。家庭菜園などの狭いスペースで栽培するときは、10月入ってすぐ種まきと、10日ごとに種を蒔き、最後に11月入ってすぐ蒔くと、少しずつ美味しいほうれん草が食べられると思います。一度にたくさん種を蒔いてしまうと食べきれないですし、茹でて冷凍できますが、一番は収穫したてだと思います✨

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こちらは11月入ってから種蒔きしたほうれん草です。気温が低めでしたが、問題なく発芽しました。こんなに小さいのに雪が降ってしまい、2cmくらい積もりましたが、傷まず大丈夫でした✨

ポイント

酸性土壌に弱いため、苦土石灰(⇨苦土石灰について)を多めにまいて土づくりを行います。

無農薬で美味しい野菜作り