たっぷりのカロテンで人気なニンジン。日本には東洋系と西洋系の2種類のニンジンがあり、お正月用に多く出回る京にんじんの「金時ニンジン」が東洋系で、現在多く出回っている太くて短い「五寸人参」が西洋系となっています。ベビーニンジンと呼ばれるミニにんじんや、黄色・紫のカラフル色のニンジンの品種もあります。
栽培カレンダー
※中間地での栽培
栽培データ
科名 :セリ科
原産地 :中央アジア
食用部分:根・葉
連作障害:あり。2~3年あける。
土壌酸度:pH 6.0 ~ 6.5
発芽適温:15~25℃
生育温度:15~20℃
病害虫 :アブラムシ・キアゲバの幼虫・ネコブセンチュウなど
追肥のタイミング:間引き後に追肥と、その後2週間に1回追肥。
栽培スペース
株間:10~12cm
条間:60cm(2列以上蒔く場合は、列の間隔を30cmあける)
株の大きさ
横幅:15~20cm
縦幅:30cm
栄養・情報
「カロテン」という言葉の語源が「キャロット」に由来し、野菜の中でもトップクラスのカロテンが含まれています。カロテンは免疫力を高め、皮膚や胃腸の粘液を強くし、ガンや動脈硬化などを予防する効果があるとされています。ニンジンの表皮の下にもっとも多くカロテンが含まれています。できるだけ皮をむかないで調理がオススメです。
油との相性がとてもよく、炒め物や揚げ物にするとより吸収がよくなります。
ニンジンの葉にもビタミン類やカルシウムが多いので食べてみてください☆炒め物にすると食べやすいです!
成長の様子
種まき後約1か月が経ちました😊このくらいになったら間引きします。
種まき後1か月半くらい経ちました。成長がゆっくりです。再度間引きを行いました。土の表面を少しほぐしてあげました。
種まき後3か月近くたちましたが、まだま小さいです★
根の直径が4cm近くになりました😊そろそろ収穫できます♪
しっかり追肥を行えばもっと早く収穫ができ、太くてしっかりとしたニンジンになりますが、追肥少な目なので小ぶりです‼味は甘みがあって美味しいです♪
<<害虫>>
キアゲハの幼虫です。大量に発生します。。
ポイント
種が好光性なので、土はごく薄くかけます。乾燥していると発芽しないので、土が湿っている状態を保ちます。